ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 コンサート マーラー 交響曲第1番「巨人」(コンセルトヘボウ・ホール)

*ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 コンサート マーラー 交響曲第1番「巨人」(コンセルトヘボウ・ホール)

 かつてロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の演奏で<マーラー交響曲第1番>を聴いたことがある。
 会場は、本拠地のオランダ、アムステルダムのコンセルトヘボウ。ウィーンのウィーン楽友協会と同様に、戦前からの姿をそのままに伝える音響の優れたコンサートホールとして広く知られている。

 *演奏会当日 開演前の会場の様子


*ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 コンサート マーラー 交響曲第1番「巨人」(コンセルトヘボウ・ホール)

 伝統あるこのホールでこのオーケストラの演奏を聴いてみての感想は、演奏も素晴らしかったが、木管等の柔らかく繊細な響きなど、音響も素晴らしいものであったということである。

 *演奏会当日 開演前の会場の様子


*ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 コンサート マーラー 交響曲第1番「巨人」(コンセルトヘボウ・ホール)

当日の曲目や出演者は下記のとおり

・プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番
・マーラー 交響曲第1番「巨人」
指揮:Daniele Gatti
ピアノ:Daniil Trifonov
Royal Concergebouw Orchestra Amsterdam
2018 Amsterdam

*当日のコンサートの案内板がありました


*ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 コンサート マーラー 交響曲第1番「巨人」(コンセルトヘボウ・ホール)

 このホールでは、マーラー自らがオランダでの第1番の初演を行ったということでもあるから、マーラーと縁のあるホールである。マーラー、クレンペラーらが指揮台に立ったことがあり、2代目の常任指揮者メンゲルベルクが、この楽団を一躍世界の超一流オーケストラに仕立て上げた。
 古今の作曲家名が金文字のプレートとして掲げられている。


*ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 コンサート マーラー 交響曲第1番「巨人」(コンセルトヘボウ・ホール)

 クレンペラーがマーラーの全交響曲の演奏をここで行ったり、バーンスタインのマーラー交響曲全集の何曲かがロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とこのホールで録音されたり、マーラーとコンセルトヘボウとの結びつきは、ウィーン・フィルと同じくらいに強いものがある。


*ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 コンサート マーラー 交響曲第1番「巨人」(コンセルトヘボウ・ホール)

  このホールの音響効果は、大変優れていることで有名で、演奏が始まって改めて音響の良さに驚いた。何とニュアンス豊かにマーラーの音楽が響いてくることか。

 このオーケストラとこのホールで、マーラーをライブで聴いておいたのは、今にして思えば大変良かった。

 ブルックナーの交響曲を一通り聴き終え、今度はマーラーの交響曲を全曲聴いてみようと思い立ったところである。これを機会にマーラーの音楽鑑賞に取り組んでいくこととなる。


*ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 コンサート マーラー 交響曲第1番「巨人」(コンセルトヘボウ・ホール)


*ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 コンサート マーラー 交響曲第1番「巨人」(コンセルトヘボウ・ホール)
*演奏会当日 開演前の会場


*ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 コンサート マーラー 交響曲第1番「巨人」(コンセルトヘボウ・ホール)

*演奏会当日会場周辺の風景

*ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 コンサート マーラー 交響曲第1番「巨人」(コンセルトヘボウ・ホール)