モーツァルト 弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 KV421 楽曲構成 index(楽曲解説) 

*モーツァルト 弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 KV421 楽曲構成 index


モーツァルト 弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 KV421

 後期の弦楽四重奏曲中、短調で書かれた唯一の作品であり、しかも「ニ短調ピアノ協奏曲」にみられるようなロマンチックな気分を漂わせている。

第1楽章 アレグロ ニ短調 ソナタ形式
 ・愁いに満ちた第1主題。優雅な旋律の第2主題。

第2楽章 アンダンテ ヘ長調 3部形式
 ・第1部、和やかな主旋律の第2部、再現部へ。

第3楽章 メヌエット アレグレット ニ短調 3部形式。
 ・緊張したメヌエット、なごやかなトリオ

第4楽章 アレグロ・マ・ノン・トロッポ ニ短調 主題と4つの自由な変奏。
 ・主題:シチリアーノ風のトリオをもった旋律、その後第1変奏から第4変奏までの美しい変奏が展開され、終結部へ。



*下記のIndex time付の楽曲構成表は、私所有のCDスメタナ四重奏団「W.A.モーツァルト:ハイドン四重奏曲集」(1982年録音)の資料をもとにして、所有のCDプレーヤーで調べ記録したIndex timeを加えて、自身で時系列に縦に組み直して作成したものです。
 手作業でメモし整理したものですので、Index timeには多少誤差等があるかもしれません。
*CDスメタナ四重奏団「W.A.モーツァルト:ハイドン四重奏曲集」(1982年録音)を購入される方、又はお持ちの方は、このIndexによって、各楽章の構成を把握しながらお聴きになることができます。

*モーツァルト 弦楽四重奏曲 第15番 ニ短調 KV421 楽曲構成 index