映画「ひまわり」-50年ぶりの感動が- ウクライナ ソフィア・ローレン

*映画「ひまわり」-50年ぶりの感動が- ウクライナ  ソフィア・ローレン


 ジョバンナが異国でアントニオを探し歩くシーンの中には、残酷な戦争の爪跡がまざまざと残されておりました。

 戦争の残すものは数多の人間の死(親しいものとの別れ)という悲惨な結果。その中をひとり夫を探し歩くジョバンナの姿がありました。(下の場面)

 

 

 ロシアによるウクライナ侵攻があり、撮影地がウクライナということで、映画「ひまわり」が日本各地で上映されているといいます。

 

 この映画は、高校生の時に友人と京都のロードショー劇場で封切りを観た思い出があります。高校生なりにしみじみと感動を覚えた映画でした。畑のたくさんのひまわりの花が画面いっぱいに映し出され、揺れ動いていたのを思い出します。日本での初公開は1970年9月30日。うっすらと暗くなりかけた秋の空を見ながら、映画館の中に入っていったのを今でも覚えています。

 

 

 監督は名匠ヴィットリオ・デ・シーカ。音楽はヘンリー・マンシーニ。音楽が美しく映像を感動的に盛り上げていました。出演:ソフィア・ローレン マルチェロ・マストロヤンニ。

 

 50年ぶりに、この映画と再会しました。懐かしい思い出の場面がたくさん出てきました。高校生の時と同じように胸が熱くなりました。50年ぶりに・・・ 

 


 

映画「ひまわり」

 出征のためジョバンナ とアントニオは別れわかれに

 ジョバンナは、アントニオを探す旅に。

 残酷な戦争の悲惨な爪跡の中を、アントニオの生存を信じてひとり探し歩くジョバンナ。

 ジョバンナは、列車から降りてきたアントニオを見つめる。

 会わずに列車に飛び乗り慟哭。(胸が熱くなります。)

 やっとアントニオの所在をつきとめたのに、結果はアントニオとの残酷な運命の別れに。

*映画「ひまわり」-50年ぶりの感動が- ウクライナ ソフィア・ローレン