東松山の梨 -比企の秋 実り-

正岡子規 梨 -比企の秋「東松山の梨」-

梨むくや甘き雫の刃を垂るゝ   正岡子規

 健啖の子規は、梨にも目が無いようです。
 子規はよほど新鮮で上質な梨を手に入れたのでしょう。知り合いから頂いたものなのかもしれません。甘き汁を滴らせながら、秋の味覚を味わっている子規の姿が思い浮かびます。梨の味に十分満足したことでしょう。

 ところで、下で紹介する「彩玉(さいぎょく)」という梨は、子規のこの句の如く、刃を入れるやいなや、甘き汁がわき出てきます。汁がほとばしり出るのです。そして、包丁の刃を雫が滴り落ちてきます。まさに子規のこの句のごとき梨でありました。

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正岡子規 梨 -比企の秋「東松山の梨」-

 先日、埼玉県比企地区内の東松山市に梨狩りに行ってきました。下の写真はその時の梨で、左が「かおり」、右が「彩玉(さいぎょく)」です。

 「彩玉」: こんな美味しい梨を生まれてこの方、食べたことがありませんでした。埼玉県オリジナル品種で、スーパーなどでは、手に入らないようです。味も新鮮で糖度も高いようです。夜のデザートが毎日楽しみです。

 撮影:2022.9.14 自宅にて 比企の四季 秋 「梨」 埼玉県東松山市の梨

 右の「彩玉」は、昭和59年に「新高」と「豊水」を交配し、選抜を重ねて育成し平成17年2月に品種登録された埼玉県のオリジナル品種です。平均で約550グラム、大きいものでは1キログラムを超えるみずみずしく、非常に糖度の高い梨です。

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 *正岡子規 梨 -比企の秋「東松山の梨」-

 

東松山市の比企交響楽団の演奏です。梨と一緒にご賞味ください。 
 シベリウス作曲 「フィンランディア
*比企交響楽団の関係者ではありませんが、蔭ながら地元の交響楽団を応援させていただきます。一度だけ演奏会で溌剌とした音楽を聴かせていただきました。