モーツァルト 弦楽四重奏曲 第18番 変ホ長調 KV464 楽曲構成 index(楽曲解説)



モーツァルト弦楽四重奏曲 第18番 イ長調 KV464

 ハイドン・セットの中では、目立つ存在ではないようです。しかし、第1楽章は、素朴でやさしく美しい第1主題から始まります。また、第3楽章の「主題と6つの自由な変奏」は、大変美しい主題から始まります。第1変奏は、チャーミングな感じで、第3変奏では、穏やかな美しさで襞を重ねるように進んでいきます。第5変奏では、悲しみが深まり流れてゆく感じのうつくしさ。こんなことが感じられた音楽でした。

第1楽章 アレグロ イ長調 4分の3拍子 ソナタ形式

第2主題 メヌエット イ長調 4分の3拍子 3部形式

第3楽章 アンダンテ ニ長調 4分の2拍子 主題と6つの自由な変奏

第4楽章 アレグロ・ノン・トロッポ イ長調 4分の4拍子 ソナタ形式

*下記のIndex time付の楽曲構成表は、私所有のCDスメタナ四重奏団「W.A.モーツァルト:ハイドン四重奏曲集」(1982年録音)の資料をもとにして、所有のCDプレーヤーで調べ記録したIndex timeを加えて、自身で時系列に縦に組み直して作成したものです。
 手作業でメモし整理したものですので、Index timeには多少誤差等があるかもしれません。

*CDスメタナ四重奏団「W.A.モーツァルト:ハイドン四重奏曲集」(1982年録音)を購入される方、又はお持ちの方は、このIndexによって、各楽章の構成を把握しながらお聴きになることができます。