2024-01-01から1年間の記事一覧
わたしの オーディオ機器遍歴:アンプ・スピーカー・CDプレーヤー・レコードプレーヤー これまでのわたしのオーディオ機器とのお付き合いを振り返ってみると、その時々の音楽との出合いも共にあり、多少思い出深いものでもあります。 その思い出を少したどっ…
鈴木大拙 小島ゆかり 短歌 鈴木大拙 小島ゆかり 短歌「鈴木大拙館を訪ねて」の記事で紹介した岡村美穂子さんは、コスモスの花についての大拙氏とエピソードを語っておられます。岡村さんは、お客様が見えるというので花を飾ろうと、コスモスの花を摘んできま…
「出合いの風景」の全記事の中から、おすすめ記事を厳選してみました。下記リンクをクリックしてみてください。 〈2024年12月更新版〉2024年 コスモスの花の向き 旅の空の下に かすめた思い 鈴木大拙館を訪ねて -金沢市- *大拙の言葉* ただひとりに…
モーツァルト: ヴァイオリン・ソナタ 第25番 ト長調 K. 301クララ・ハスキル(P) アルチュール・グリュミオー(Vn) ハスキル & グリュミオーの演奏で、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタが何曲か放送されました。吉田秀和の「私の試聴室」だったか、何…
※ 写真の追加・記事の一部の書改めと書き加えを行いましたので、新たにUPしました。 鈴木 大拙(すずき だいせつ 1870-1966)〈Wikipediaより引用再構成〉 日本の仏教哲学者、文学博士。禅についての著作を英語で著し、日本の禅文化を海外に紹介しました。…
イヴ・モンタンの 枯葉愛して三十年 妻を愛して三十五年 短歌の本をめくっていたら、「イヴ・モンタンの枯葉」という文字が目に飛び込んできました。この歌は、歌人岩田 正さんの歌で、その伴侶は歌人の馬場あき子さんです。イヴ・モンタンの枯葉 わたしの出…
2024.11.23このブログは、日記風にではなく、カテゴリー中心に作っています。「詩-随筆」「音楽」「自然」の3つが主なる柱です。現在は、次のようなカテゴリーに分かれています。-------------------------------・詩-随筆------------------------------…
J.S. バッハのカンタータ 「心と口と行いと生活で」(BWV147) 今回の「いろはの音楽の部屋」は、久しくご無沙汰していた J. S. Bachバッハのカンタータ。かの有名な「心と口と行いと生活で」です。(” Herz und Mund und Tat und Leben BWV ” 147 ) 終曲…
あたごやま いる日の如く あかあかと もやし尽くさん のこれる命 寸心 愛宕山 入る日の如く あかあかと燃やしつくさん 残れる命 寸心 これは、「西田幾多郎記念哲学館を訪ねて」で紹介した写真の中の歌です。西田は多くの短歌を残していました。 わたしの以…
特急列車のトイレはよく揺れる。だから、列車のトイレは使いたくないので、駅で用をすませてきた。わたしが使いたくないと思っていても、生理作用はそれを許さない。我慢ができなくなり、仕方なく列車のトイレを使用する。 旅に出たら、長い間列車に揺られて…
「スマホ買い換えました Pixel 8a 格安SIM」(2024.6.27)の記事を書きました。今度は、「スマホ落としました。ひび割れました。Pixel 8a」の記事です。 金沢への旅で、ホテルのドアを開けたときに、手に持っていたスマホを落としてしまいました。柔らかい絨…
今日11月13日も天気が良く、松江堀川めぐりが楽しめそうです。松江駅からタクシーで10分ほどです。 松江堀川めぐりは、国宝 松江城を囲うように造られた堀川をめぐります。松江の街や堀川の自然、松江城とその石垣などを眺めながら、ゆっくりと舟はすすんで…
ただひとりにも波は来る花ゑんど 友岡子郷えんどうの花が 花ひらくおだやかな春 海の音が聞こえてくる 波はきらきらと寄せては返しくりかえす ただひとり わたしのために そのひとりがだれであるかに関わりなく 差別なく ただひとり わたしのために寄せては…
11月12日(火)は、足立美術館へ行くので、松江駅から安来駅へ向かいました。 安来節安来の田水沸けるころ 大橋敦子 やすぎぶし やすぎのたみず わけるころ その「安来」です。この句は「My アンソロジー」に入れてあったので、覚えていました。 この安…
先日、健康法(筋トレ)について書きました(最下段のリンク参照)。今日は、そのひとつの「ウォーキング」について。 今日もいつものように、「ウォーキング」に出かけました。わたしの「ウォーキング」は、通常のウォーキングとは違いバラエティに富んでい…
コロナ禍中は、基礎疾患があるため、わが家で静かに暮らしていました。旅などに出るのは、もっての外の状況でした。コロナ禍中の状況は、下のリンクの記事に書いてあります。 コロナ禍後、はじめて泊をともなった旅を、今年10月に行いました。それは、このブ…
山頭火については、下の記事でその名前だけを書いたことがありました。この記事の中で、次の本のタイトルだけを紹介したからです。 孤独の俳句「山頭火と放哉」 名句110選 金子兜太・又吉直樹この本には、山頭火の名句55句が載っています。 山頭火と尾崎放…
Ella Fitzgerald: "Sings the Cole Porter Songbook" "Songs in a Mellow Mood"いろはの音楽の部屋 自分のためだけの音楽コーナーですが、よろしかったらご覧ください。 エラ・フィッツジェラルドのアルバムでは、「Songs in a Mellow Mood」というLPレコ…
大体、次のように一日のルーティンを決めています。Ⅰ.肉体労働・作業Ⅱ.読み、書き、句作、フレージングⅢ.ウォーキング、筋トレ、ストレッチ、呼吸法・瞑想 これらの3部門のルーティンの他に、時間を作って趣味的ないろいろな事柄(ブログ・音楽鑑賞・P…
石川県には、同じ時代に世界的な思想家が二人も誕生しました。西田幾多郎と鈴木大拙です。二人は同じ年に生まれ、第四高等中学校の同級生でした。そして、二人の友情と交流は生涯変わらずに続きました。 コロナ禍以前より、かねてから訪れようという願いを持…
今日10月10日は、むかしの「体育の日」。わたしが少年の日に、東京オリンピックが開催されました。「体育の日」というと、昭和の秋の青空を懐かしく思い出します。運動会や町の体育祭なども、この時期によく行われました。そんなこともあり、運動に関す…
メンズ・カーブス ビバモール 東松山 -筋トレ- 「メンズ・カーブス ビバモール 東松山」は、「関東初」の「メンズ・カーブス」だそうで、2020年に東松山市のビバモールに開店したのだそうです。 わたしは、年を取ったら、運動と筋力の維持が大事であると、…
毎日デジタルに「どこまでが自分の内側で、どこからが外側か? 」という記事が載っていました。記事のはじめの部分は次のとおり。------------------------------------------------ <「メビウスの輪」を知ってるね。内側を辿(たど)って行ったら、そこは…
親は死んでいくときも、わが子の行く末を心配する。これは、世間一般では、わが子への親心として当然のことと評価されているだろう。しかし、仏教的には、これは親の執着であるという。執着だと言われても、心配するときは心配してしまうのだから、どうしよ…
俳句に限らず作品との出合いでは、自分自身で発見した意味や味わいを、つまり自分自身と作品世界との「出合い」を大切にしていきたいと思っています。 自分自身の素朴な感想や疑問、それがどんなに幼稚なものであったとしても、そこからすべてが始まります。…
ときがわ納涼まつり 「ときがわ納涼まつり」が役場の駐車場で行われていました。散歩コースの途中なので、立ち寄ってみてびっくり。すごい人出です。若い人も多く、普段静かな田舎の町に、熱気が漲っていました。下掲のチラシをご覧ください。楽しそうなお店…
NHKのBSで、わたしが高校生の時に観た映画をいくつかやっていた。懐かしいので、録画しておいた。「卒業」、「ウエスト・サイド物語」・・・・・。 映画「卒業」では、懐かしい思い出の一場面だけを観た。それは、サイモンとガーファンクルの「スカボロー・フェア…
鎌握る血管膨張 田水湧く いろは かまにぎる けっかんぼうちょう たみずわく ここ5日間ほど連日、草刈作業を行ってきました。熊谷の最高気温が40度の日もあり、毎日の草刈に辟易しましたが、老体に鞭打って、どうにか終えることができました。草刈りを終…
つきぬけて天上の紺曼珠沙華 山口誓子 つきぬけて てんじょうのこん まんじゅしゃげ 例えばこのような句があります。この句について、その解説文を読み、情景や表現などを理解できれば、この句の鑑賞が終わったものと、かつてわたしは思っていました。 しか…
朝日打つ我執空間の飛沫 金子兜太 『金子兜太集』(全4巻)の第1巻「全句集」を読んでいる最中です。非力な自分にとっては難解な句も多くありますが、ただただ愚直に読み進めています。 上掲の句はその中の一句です。この句と同じページにわたしの大好きな…