「徹子の部屋」 鈴木章治 クラリネット奏者

★徹子の部屋 ★ ジャズクラリネット奏者 鈴木章治

2022年10月に<鈴木章治 ライヴ「鈴懸の径」 鑑賞ノート>という記事で、クラリネットの鈴木章治の思い出を書きました(最下段にリンク)。 これは、下の「徹子の部屋」の映像とちょうど同じ頃の思い出話です。

この「徹子の部屋」の中の鈴木章治の映像は、1982年10月ということです。
私たちがバードランドへ行ったのは確か1983年8月ですから、この映像の10ヶ月後に鈴木章治を聴いたということになります。



その時の思い出を<鈴木章治 ライヴ「鈴懸の径」 鑑賞ノート>に、次のように書きました。

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早めに行って、予約の席に腰掛けていると、章治さんの方から声を掛けてきてくれました。

章治さんの演奏が好きで、はるばる田舎から出てきたこと、できたら「鈴懸」をやってほしいななどと、手前勝手なことを話していました。ソフトなお人柄で、田舎者のわたしたちの話を、にこやかに聞いてくれていました。その演奏だけでなく、その親しみやすいお人柄も、すぐに好きになりました。
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ちょうどその頃の鈴木章治さんの様子がこの「徹子の部屋」で見られました。章治さんの懐かしい笑顔が素敵な動画でした。

この「徹子の部屋」を見ても、章治さんて、なんてナイーブなんだろうと思います。その演奏も実にナイーブなのです。<鈴木章治 ライヴ「鈴懸の径」 鑑賞ノート>にも書いたとおり、「はっ」とするような何とも言いがたい哀歓のフレーズが突如として湧き上がってくるのです。こんな映像をみられてうれしい一時を過ごせました。わが冥途の土産のひとつとしましょう。