わたしの オーディオ機器遍歴:アンプ・スピーカー・CDプレーヤー・レコードプレーヤー
これまでのわたしのオーディオ機器とのお付き合いを振り返ってみると、その時々の音楽との出合いも共にあり、多少思い出深いものでもあります。
その思い出を少したどってみたいと思い立ちました。人様にはどうでもいいようなことばかりですが、もしよかったらご覧ください。
今日までのオーディオ機器とのお付き合い
しかしながら、わたしはオーディオ機器には詳しいわけでもなく、オーディオ・ファンでもありません。オーディオについての素人談義と思って聞いてください。(時代は昭和30年代頃から)
小学校の頃、家にパイオニアの「ステレオ」というものがありました。
(「モダン・アート」というジャズのLPレコードがあったので、それをこの「ステレオ」で聴き、それからジャズを聴き始めるようになったことは、このブログのジャズの記事で書きました。)
「ステレオ」というのは、真ん中にアンプとレコード・プレーヤが一体になった箱があり、左右両脇にスピーカーの箱が1つずつ、合計3つの箱から出来たオーディオ機器のセットのことです。
ステレオ録音のレコードを再生すると、あら不思議、左から音が出たり、真ん中から音が出たり、右から左に音が走って行ったりしたので驚きました。
その「ステレオ」との付き合いは、ずっと続きました。レコード針の交換だけは頻繁によく行いました。
自分ではじめて入手したオーディオ機器は、アンプも、レコード・プレーヤーもスピーカーもどれも「オーレックス」というメーカーのものでした。
アンプだけは、かなり品質の高いものだったようです。しかし、スピーカーの鳴りが悪かったのです。何かおとなしいというか、地味というか、音楽が鳴り響かない。
友だちが、ヤマハの小型スピーカーを持ってきてそれをつないだら、何と生き生きと音楽が鳴り響くことか、驚きました。その彼はわが部屋に一晩ごろ寝して、次の朝小型スピーカーを置いて帰りましたので、そのスピーカーをしばらく愛用していました。
オレもあのヤマハのスピーカーが欲しいと思いました。小型のではなく、もう少し大きいやつを。
昔はこんな田舎でもちょっと足を伸ばせば、オーディオ製品だけを扱っているフロアのある電気店ありました。スピーカーの聴き比べも出来ました。そこへ直行。ヤマハのスピーカーをくださいと言いました。すると、いろいろ種類があるようです。
YAMAHA NS-1000とか、NS-1000Mとか、NS-690とか、NS-590とか
当方は、ヤマハのなら何でもいいと思っていましたから、お店の人のお薦めで、YAMAHA NS-590というのにしました。値段もお手頃でした。
このスピーカー、解像度が高いように思いました。そして、華やかに鳴ります。これはいいと音楽を聴きまくりました。(後には、このスピーカーの中・高音はよいのですが、もう少し低音が欲しくなりました。)
やがて、最初のアンプの不具合が出始めたので、アンプを買い換えることにしました。「スイングジャーナル」というジャズの雑誌を立ち読みしていたら、ビクター AX-77というのの記事があり、それがなかなかいいというのです。外観もすっきりしていて、わたし好みでしたので、それにして注文しました。(お店には在庫はなかったので)。
そのアンプ、前のアンプより雑音がないような感じで、音がクリアでした。たしかスーパーA回路とかで電気は食うが音がクリアであるとか何とか講釈が記事に書いてあったような気がします。
そのあとは、ONKYOのチューナーを購入してFM放送のエアチェックで、やたらと音楽を録音しまくりました。カセットテープデッキ(ケンウッド等)を複数台購入して、ダビングしたりしました。ずっと使い続けていたレコード・プレーヤーも新調して、パイオニア PL-30LⅡ(ダイレクトドライブ)をMMのカートリッジで使い続けていました。
*オーディオ・テクニカのMCカートリッジは、それ用に予備として買っておいたものが残っていて、現在レコード・プレーヤーにつけてあります。
そのうちに時代は変わり、アナログ・レコードの円熟した音の世界は、デジタルの時代へと代替わりしていきました。その時購入したのが、パイオニアのCDプレーヤー PD8030 です。ソニーのとどちらを買おうか迷った記憶があります。一旦調子が悪くなったのですが、復活して今は正常に動作しています。Indexの機能が付いています。
録音メディアも、アナログのカセットテープ・レコーダーからMD録音へとかわりました。MDデッキ:DENON DMD1000。しかし、MDの命は短かったです。
パソコンは、40年前のPC-98の時代から使っていましたから、デジタルになってから、パソコンでCD-Rを焼くようになりました。カセットテープ→MD→CD-R へとメディアの移行も行わなければなりませんでした。煩わしい限りです。
カセットテープからMDへはアンプを通してできます。問題はMDからPCへはどうするか、アナログでPCへ移してCD-Rに焼くのでは音質が劣化します。デジタルもまま移せないか。方法がありました。光のケーブルを使ったアダプターを間に介して、MDからPCへデジタル信号を送れました。それをCD-Rに焼けました。
CDプレーヤーは、SACDを聴く必要があったので、マランツ SA8003というのを追加購入しました。
それから年月も経過して、アンプもどうも調子がおかしい。長い年月使っていますから、それで購入したのが、LUXMAN L-550AⅡというアンプでした。実に豊かにふっくらと鳴りました。この辺のことは、次の記事にかいておきましたので、ごらんください。
わたしの オーディオ機器遍歴:アンプ・スピーカー・CDプレーヤー・レコードプレーヤー
この少し前だったか、スピーカーのヤマハ NS-590の劣化が甚だしかったので、スピーカーを買い換えることにしました。新規購入したのは、ONKYO D77MRX。このスピーカーは、気に入りました。価格が手ごろなのに、低温がよく出ていました。レイ・ブラウンのベースの音がズンと響いてきます。NS-590の悪く言えばチャラチャラした華やかさがないのがよかったです。ずっしりとした低音で落ち着いて交響曲も聴けました。
上のリンク記事にあるような事情でLUXMAN L-550AⅡから、ヤマハのA-S2000というアンプにかえました。クラシック音楽を聴くのには、これがよかったです。
交響曲を聴くのにふさわしいスピーカーとアンプが揃ったところで、ロマン派の交響曲へと音楽鑑賞のテーマを移しました。それで、現在、マーラーの交響曲を全て聴き終えることができたところです。
そして、最後にアンプは、DENON PMA-1700NE ということになりました。このアンプには正直驚きました。実に生き生きと生動的に音楽を奏でます。ジャズよし、クラシック音楽よしです。
それで、今現在の構成は、下記のとおりに
(2)わたしの現在のオーディオ機器
古いものばかりです。アンプ以外は、紹介するのもはばかられるものばかりで、お恥ずかしいのですが。おそらく、中古市場にさえ出ていないものだと思います。
プリメインアンプ:DENON PMA-1700NE(2023年10月頃購入)
レコード・プレーヤー:パイオニア PL-30LⅡ(ダイレクトドライブ 実に古いです)
*オーディオ・テクニカのMCカートリッジ使用 (実に古いです。)
CDプレーヤー:マランツ SA8003 *SACD対応 (かなり古いです。)
CDプレーヤー:パイオニア PD8030 (実に古いです。Index機能あり。)
MDデッキ: DENON DMD1000 (実に古いです。)
*MDデッキなんて今時だれも使っていないでしょうね。わたしも使っていません。メディアはまだ残っています。
スピーカー:ONKYO D77MRX *ブログ掲載済リンク参照(古いです。)
では、実物の写真です。
わたしの オーディオ機器遍歴:アンプ・スピーカー・CDプレーヤー・レコードプレーヤー
プリメインアンプ:DENON PMA-1700NE(2023年10月頃購入)
レコード・プレーヤー:パイオニア PL-30LⅡ(ダイレクトドライブ)
*オーディオ・テクニカのMCカートリッジを使用しています(古いものです)。
CDプレーヤー:マランツ SA8003 *SACD対応 (かなり古いです。)
CDプレーヤー:パイオニア PD8030 (実に古いですが、Index機能あり)
MDデッキ: DENON DMD1000 (実に古いです。)
*MDデッキなんて今時だれも使っていないでしょう。わたしも使っていません。メディアは残っています。
スピーカー:ONKYO D77MRX
*ブログ掲載済・リンク参照(古いです。)
わたしの オーディオ機器遍歴:アンプ・スピーカー・CDプレーヤー・レコードプレーヤー
現在使用中のスピーカーは、下のスピーカーです(リンク参照)。