*ヤルヴィ指揮 NHK交響楽団 コンサート 「ブルックナー交響曲第3番ニ短調」
ブルックナーを「生」で聴きたいと思いたって、今度はヤルヴィ指揮のNHK交響楽団を聴きに足を運びましたが・・・
2019年6月14日 NHKホール 7:00pm
バッハ(ウェーベルン編)/リチェルカータ
ベルク/ヴァイオリン協奏曲「ある天使の思い出のために」
ブルックナー/交響曲 第3番 ニ短調(第3稿/1889)
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ ヴァイオリン:ギル・シャハム NHK交響楽団
わたしは、当日の朝から持病の頭痛の発作が起きて床に伏していました。しかし、午後になってようやく少し良くなってきました。それで、無理を押して、出かけることにしました。
しかしながら、せっかくのコンサートでありましたが、体調が悪く音楽に集中できる状態ではなかったのです。一応終わりまで聴くことができましたが、すぐに帰途につきました。帰宅後すぐに床について休みました。ということで、今回のコンサートでの音楽鑑賞は失敗に終わりました。
後日、このコンサートの放送があり、放送で演奏を聴くことができました。最前列の右側にわが人影が見えていました。その後ろ姿は元気がなさそうです。この放送の視聴をとおして、やっとその日のブルックナーをもう一度味わいなおしました。
体調の良くない時は、音楽が耳に入ってきません。音楽を聴くには、まず身体が大事ということを改めて思いました。
学生の頃、ラドゥ・ルプーのチケットを購入していたのですが、体調が悪くて出かけることができなかったことを思い出しました。都響の定期で一度はルプーを聴いていたのが、せめてもの救いでしたが。
最近は、コンサートに行けない時の保険も用意されているようです。演奏会に行けないのでは、保険に入っても意味はないので、入る気にはなれませんが。