中村草田男 曼珠沙華落暉も蘂をひろげたり 俳句鑑賞 -都幾川堤 曼珠沙華-  

中村草田男 曼珠沙華 俳句 鑑賞 -ときがわ町秋「都幾川曼珠沙華」-

 9月11日、都幾川堤の曼珠沙華を撮影しました。まだ堤にぽつんぽつんと咲いている程度です。見頃は、もう少し先になるようです。例年、秋の彼岸の頃になると、堤を真っ赤に染めて鮮やかになります。

曼珠沙華落暉も蘂をひろげたり  中村草田男
(まんじゅしゃげ らくきもしべを ひろげたり)


〈ほno思いこみ俳句鑑賞〉

 秋たけなわ。曼珠沙華が、赤々と色鮮やかに花片を四方に広げている。夕日も赤々と光を四方八方に広げ、今まさに沈もうとしている。


 共に輝きを放って、十方世界を照らしている。この尽十方無碍光にみちている世界。その光明とともにある草田男。その目の輝き。この情景、なにか希望が湧いてきます。

 

曼珠沙華(まんじゅしゃげ)(秋) ・落暉(らくき)入り日、夕日、落日 ・蘂(しべ)おしべとめしべ、総の付け際の飾り

*ときがわ 秋 都幾川 堤 の曼珠沙華 *撮影:2022.9.11  埼玉県比企郡ときがわ町
中村草田男 曼珠沙華 俳句 鑑賞 -ときがわ町秋「都幾川曼珠沙華」-