アンプ A-S2000 ヤマハ 大編成の交響曲が聴ける! LUXMAN L-550AⅡから変更

*アンプ A-S2000  ヤマハ   大編成の交響曲が聴ける!  LUXMAN L-550AⅡから変更

 現在使用中のアンプは、YAMAHA  A-S2000。2011年に購入したものです。もう11年間使用していることになります。スピーカーは、D-77MRX。

 この11年前のこの組み合わせから、大編成の楽曲を聴く流れができました。
 当時、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンはほぼ聴き尽くしてしまいましたので、その後は、ワーグナー - ブルックナー - マーラー という流れでより大きな編成の曲を聴いてみたいと思うようになりました。
 現在は、ワーグナーからブルックナを経て、マーラーの交響曲の鑑賞に取り組んでいます。今は交響曲第2番「復活」をこのアンプとスピーカーで、じっくり鑑賞していますが、迫力ある演奏を楽しめています。

 大編成の曲を鑑賞するには、やはりそれなりの装置が必要だと思いました。(高級な機器をお持ちの方からすれば、わたしのは、まだ「それなりの装置」にもほど遠いかもしれませんが。)

 この装置で、ジャズも聴きます。レイ・ブラウンのベースの音など低音もしっかり出ていますので、ジャズも十分に楽しく聴くことができます。特にライヴのCDなどは、よく鳴り響くので臨場感があります。

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 YAMAHA  A-S2000の前は、LUXMAN L-550AⅡというアンプを使用していたのですが、このYAMAHA  A-S2000に買い換えてしまいました。LUXMAN L-550AⅡから、A-S2000に換えるということは、価格的にはダウングレードになると思いますが、敢えて買い換えを行いました。

 その理由は-、特に当方のスピーカー(D-77MRX)との相性が影響してのことなのかもしれません。LUXMAN L-5550AⅡは、クラシック音楽が「軽音楽」のように聴こえてしまいました。精神的なものが感じられない鳴り方に、私には聴こえました。

 当時、L-550AⅡのユーザーレビューに次のような記述を見つけました。
「マランツなどの寒色系の音とは正に好対照の音で、押し出し感と音色の濃密さと引き換えに、奥行き感、繊細さ、静寂感はのぞめません。時折クールさが欲しくなる場面もあります・・・・・」(「L-550AⅡのユーザーレビュー・評価」より一部)

 このレビューの指摘するところが、LUXMAN L-550AⅡについての私の不満点を言い当てていました。

つまり-

1.LUXMAN L-550AⅡは、クラシック音楽を聴く時に、奥行き感や広がりがないので、交響曲などで不満を感ずる。

2.押し出し感が強く、濃いめの味付けで、繊細さがない。クラシック音楽が軽音楽のように聴こえてしまう。もやっとした感じで、メリハリがない。解像度も低い感じ。

3.厚く鳴ってくれるが、静寂感がない。つまり、うるさい。繊細さがなく、押しつけがましいく感じてしまう。

 これらの不満な点を、ヤマハの A-S2000は、ほぼ解消してくれました。解像度が高く、音の広がりが出てきました。繊細さがあり、尚かつ低音が引き締まってよく出ています。スピーカー自体が低音がよくでますのでそれも手伝ってか。

 わたしが、クラシック音楽を聴くニーズに、所有するスピーカーと A-S2000は合っているように思いました。

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