「中傷動画問題」/「週刊文春 電子版」を初めて購読してみました!〈その1〉



 ネットの闇の世界。それは、人間がコントロールする能力を超えて、民主主義を脅かすようにさえ思えてきます。

 その闇の世界のことを少しでも具体的に知っておくことは、メディア・リテラシーとして、これからの世の中を生きていく人間には必要不可欠でしょう。そんな思いもあって、試みに、「週刊文春 電子版」300円で初めて購読してみました!

 「週刊文春 電子版」は、月額プランの新規登録は、初月300円で購読でき、1ヶ月以内に解約することも可で、その場合は300円だけらしいので、300円ならと試しに購読してみることにしたのでした。

 さて、テレビや新聞等の主要なメディアの情報も踏まえて、さらに「週刊文春 電子版」の報道も視野に入れて、「中傷動画問題」の今までの成り行きを見てみます。

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・今年2月の衆院選で、総理大臣の高市早苗氏の高市陣営がライバル候補や野党を中傷する動画を作成し、SNSで拡散していたと、「週間文春」が報道。

・文春によれば、この動画作戦を依頼したのは、首相の公設第一秘書・木下剛志氏。実際に作成・拡散を担ったのは、AIなどに詳しい起業家の松井健氏。

〈文春〉:
・2人の関係についてはSMS(ショートメッセージ)のやり取りなどの証拠や、木下氏と松井氏らのZoom会議の音声などを公開。

〈高市首相〉:
・「秘書も(松井氏と)面識はない」として、「秘書を信じます」と主張し、報道内容を否定。

・Zoom会議の音声について、野党から「(音声は)木下秘書本人か確認したか」と質問され、首相は「(週刊文春の)有料会員になること自体、私は拒否をいたします」として結果的に回答を拒否。

・翌5日の参院予算委員会で、首相は前言をくつがえし、前日の夜に音声を聞いたが、「私と会話している時よりもかなり高い声でハキハキと喋っていたので、違和感がありました」と回答。

・たかが「文春」という週刊誌のいうことなど信用しない、それより秘書を信用しているという首相でした。しかし、ついに「共同通信」までが、6月7日夜「首相秘書から相談と作成者」と題した記事を配信。 「共同通信」は日本を代表する総合国際通信社

・この共同通信の記事の中で、松井氏は同社のインタビューに対しても、首相の秘書とオンライン会議を行ったことを認め、

 「『小泉進次郎氏がリードしている。逆転するにはどうすればいいか』と聞かれ、短期戦で人の感情を動かすには、ネガティブな動画が効果的だと提案した」などと証言。

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 以上が、細かいことは省略した大まかな経過です。他にも暗号資産「サナエトークン」の問題なども絡んでいるようですが。

 ともかく、日本テレビの解説委員も言っているように、総理が秘書に「あんたが出てきてきちんと説明しなさい」と一言言えばそれですむことです。正々堂々と説明させればいいのです。あるいは、文春を訴えればよいのです。

 この「中傷動画問題」は、たかが「文春」ごとき週刊誌だけでなく、ついに「共同通信」からも報道されてしまいました。これでは、今までの首相の答弁が事実に反しているのではないかと疑われてしまうのが、自然の成り行きでしょう。
 「文春」より「秘書を信じている」という完全否定では済まなくなりました。そして、今までの完全否定の答弁責任を問われることにもなりかねません。


 さて、「週刊文春 電子版」を初めて購読してみて、当初の目的の「メディア・リテラシー」に関する情報において、思っていたとおりであったなと思う記事がいくつか見つかりました。

 一例を挙げると、下の「ネガティブ・キャンペーン」のリンク記事で、わたしは「過激な言葉で再生数を伸ばす動画が横行しています。その先進国は、トランプ氏の米国です。その先例に遅れまいと日本もそれを模倣しているように思います。」と書きましたが、「週刊文春 電子版」にそれと類似した事柄が書かれていました。それは、

松井氏の言葉:
 「私は、トランプ大統領の参謀だったスティーブン・バノン氏(元首席戦略官)を尊敬していて、その手法を研究した。バノン氏のように、選挙を“スピン・コントロール”(情報操作)したいという気持ちがありました
と、松井氏が語っていたと、「週刊文春 電子版」に載っていました。

 その他にもいろいろ参考になる記事がありましたので、「メディア・リテラシー」の観点から参考になりました。それらについても、後日書いておきたいと思っています。

〈関連記事のリンク〉

「中傷動画問題」/「週刊文春 電子版」を購読してみました!〈その2〉

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