*鈴木章治 鈴懸の径 鑑賞ノート
*鈴木章治 ライヴ 「鈴懸の径」鑑賞ノート
YouTubeを見ていたら、「鈴懸の径 鈴木章治」というのが目に入りました。検索してみると、鈴木章治さんの動画がいろいろとアップされているではありませんか。
それで、今、「鈴木章治」の演奏を聴いています。・・・懐かしい!
鈴木章治さんの演奏は、若い頃、六本木のジャズクラブ「バードランド」で聴いたことがありました。
西武線のレッドアローを使って、妻とふたりで聴きに行ったのを覚えています。
早めに行って、予約の席に腰掛けていると、章治さんの方から声を掛けてきてくれました。
章治さんの演奏が好きで、はるばる田舎から出てきたこと、できたら鈴懸をやってほしいななどと、手前勝手なことを話をしていました。ソフトなお人柄で、田舎者のわたしたちの話を、にこやかに聞いてくれました。その演奏だけでなく、その親しみやすいお人柄も、すぐに好きになりました。
鈴木章治 鈴懸の径 鑑賞ノート
演奏が始まりました。何と素敵な音色なのでしょう。演奏が乗ってくると、ソロの展開の中に、はっとするフレーズが頻発してきます。そのリズムや哀感がたまらない。お願いしてあった「鈴懸の径」も演奏してくれました。「わたしたちのために」と今でも思っています。
鈴木章治 鈴懸の径 鑑賞ノート
帰り際に、「鈴懸の径」をやってくれたことや、楽しい時間を過ごせたことのお礼を言ってから帰りました。長い帰途につきましたが、楽しい帰り道でありました。
*鈴木章治 ライヴ 「鈴懸の径」鑑賞ノート
*鈴木章治 ライヴ 「鈴懸の径」鑑賞ノート
〈いろはNo思いこみ鑑賞ノート〉
鈴木章治 鈴懸の径 鑑賞ノート
上の動画の40周年コンサートというのでは、ややゆっくりと吹いてます。
ゲストはドラマーのジミー竹内。ジミー竹内は、同じ「バードランド」に世良譲トリオを聴きに行ったときに、世良譲トリオでやっていました。世良譲トリオは、当時先輩が世良譲が好きだった関係で、しばしば「バードランド」に連れて行ってもらい聴いていました。懐かしい思い出です。
この「鈴懸」の演奏は、ゆったりとしていていいです。好きになりました。鈴木の演奏には、さわやかさと共に、「はっ」とするような何とも言いがたい哀歓のあるフレーズが湧き出てくることがしばしばあります。また、ピアノをはじめセンスのいい素敵な演奏を繰り広げている他のプレーヤーの演奏も、聴いてみてください。
この演奏を聴いていると、「バードランド」での章治さんの演奏が蘇ってきます。あのクラリネットのフレーズをもう一回聴いてみたい!
鈴木章治 鈴懸の径 鑑賞ノート
カーネギーホールでの鈴木章治&P.ハッコーとか、まだまだ動画がありそうです。もう少し聴き続けないと終わりそうもありません。今日の鑑賞は、ブログの書き込みと同時に終わりにして、後日、午後のひととき、コーヒーでも飲みながら聴くことにします。
懐かしの昭和のよき時代の一コマでした。
*鈴木章治 ライヴ 「鈴懸の径」鑑賞ノート
*鈴木章治 ライヴ 「鈴懸の径」鑑賞ノート
章治 ライヴ 「鈴懸の径」鑑賞ノート*鈴木章治 ライヴ 「鈴懸の径」鑑賞ノート*鈴木章治 ライヴ 「鈴懸の径」鑑賞ノート
*鈴木章治 ライヴ 「鈴懸の径」鑑賞ノート