2023-01-01から1年間の記事一覧

比企交響楽団 第18回 定期演奏会

「いろは」の知り合いの人が、東松山市の比企交響楽団で演奏しています。その関係で、比企交響楽団の定期演奏会 のお知らせです。 10月15日(日曜日)に東松山市民文化センターにて、比企交響楽団 第18回 定期演奏回が開催されます。 曲目は、ブラームス作曲「…

「出合いの風景」の 現在そして今後

◇「このブログについて」・ID は、「 Irohaniho」。ニックネームは、「いろは」です。・終活の一環として、「遺書-メッセージ-振り返り」として始めてみました。・「いろは」の妄想の丈を綴っています。◇ このブログは、8つのカテゴリーに分かれています…

ヘルダーリン 人はこの地上に詩人として生きる

人はこの地上に詩人として生きる ヘルダーリン ヘルダーリンの詩は、学生の頃、手塚富雄他訳のヘルダーリン全集全4巻を購入して読んでいました。ハイデッガーの「ヘルダーリンの詩の解明」も翻訳が出ていたので、読んだ記憶があります。 引っ越しを重ねるう…

昭和の日 -ときがわ風景-  〈はじめてのブログ〉 

*ブログを始めて最初に書いた記事です。削除していた記事ですが、記録として再掲載いたします。 思い起こせば、この記事を書いた当初、ずうーっとアクセスはありませんでした。 2022年4月29日はじめまして、今日は「昭和の日」。1950年代生まれ…

想い出のクリフォード・ブラウン 鑑賞ノート Clifford Brown

「やれやれ、暑くなりました。ジャズでも聴きませんか?」(3)想い出のクリフォード・ブラウン 45年ほど前ジャズを聴く仲間のところに立ち寄ると、よくクリフォード・ブラウンを聴かされました。ライヴ盤のLP「In Concert」やヘレン・メリルやサラ・ヴォ…

相対世界に生きる「プラス・マイナス・ゼロ」の世界

3年ぶりに、はじめて電車に乗りました。3年ぶりに、はじめて外食をしました。3年ぶりに、はじめて東京の地を踏みました。

ソニー・ロリンズ Sonny Rollins VoL.2 鑑賞ノート

やれやれ、暑くなりました。ジャズでも聴きませんか?(2) やはりジャズはいいな。即ジャズの音楽世界に入っていけて、ジャズ独特の世界を味わえます。とてもいい娯楽です。娯楽と言っても、精神的にも満足が得られますしね。 気晴らしや気分転換にはもっ…

わたしはいつからわたしになったのか? -「境目」はどこにあるのだろうか? (2)

前回「境目」に関してのわたしの妄想を記しました。その続き。 今回は、自分の誕生における「境目」についての妄想。 母親と自分との境目も、わたしにはよく分かりません。自分はいつ母親と分離して、誕生したのでしょうか。 母親のお腹の中で自分は自分にな…

やれやれ、暑くなりました。ジャズでも聴きませんか?(1)

やれやれ、暑くなりました。ジャズでも聴きませんか?(1) やれやれ、足を骨折して、野外に出られないで家に閉じこもっている毎日が続いています。しかも、ここで急に暑くなり、息苦しくなってきました。もう限界かな。 扇風機 猛暑に負けぬ熱さかな いろ…

「境目」はどこにあるのだろうか? (1)

「境目」はどこにあるのだろうか? (1) わたしは毎朝、寝床に横になったままで、なかなか起きられません。もう少しもう少しといって、起きるのを先延ばしにしています。しかし、最後にはいつしか起き上がっているのです。 わたしはどの時点で起き上がった…

「初七日」にモーツァルト

義理の母が亡くなり、葬儀を終えました。そして、今日は初七日。で、亡くなった義理の母にモーツァルトを聴かせました。 母が母本人になるまでには、両親が2人いて、おじいさん・おばあさんが4人いて、8人、16人、32人と・・・・・数十代さかのぼると、何…

母の日 「母の日の水中に皿滑走す」 -俳句鑑賞-

〈いろはno思いこみ鑑賞〉★いろはが思い浮かべた下の情景は、まったく的外れな情景であるかもしれませんよ。よくやってしまうのです、とんでもない情景を思い描いてしまうことを。この俳人のこともまったく無知ですし、ただただこの17文字からだけ、思い描…

「こどもの日」 あそび「ただ」の世界

あそび 「ただ」の世界 -こどもの日- 「あそび」と言えば、わたしはすぐ思い出す場面があります。かつて、物事がうまく進まずに戸惑っていた時、その話を聞いていた一人が、一言「あそんでしまいなさいよ。」と言いました。 この言葉に何かがひらめきまし…

嵐山渓谷風景「比企の渓」与謝野晶子の旅

*与謝野晶子の旅 「比企の渓」 -嵐山渓谷風景- 与謝野晶子は昭和14年(1939年6月)に、嵐山渓谷の「松月楼」を訪れています。その時に詠んだ歌がこの歌碑にある歌です。*嵐山(らんざん)渓谷は、いろはの近くにありますが、隣町になります。 槻の川赤…

ハイネの詩 「いと美しき五月に」

いよいよ5月の到来です。5月になると、ハイネのこの詩をいつも思い起こします。みずみずしく、生命の溢れ出るような、このゆったりとした豊かな響きを。ハイネの詩「いと美しき五月に」 いと美しき五月にすべてのつぼみほころびぬわが心の中にも愛は花開き…

詩の鑑賞 ・2 〈いろはno思いこみ鑑賞〉論(2)

作品鑑賞論 -詩の鑑賞- (2)〈いろはno思いこみ鑑賞〉 前回書きましたように、詩作品は、鑑賞者によって「よみとられる」ことを待っています。鑑賞者によって「よみとられ」て、はじめてその存在を明らかにします。(つまり、作品は鑑賞者によって創られ…

詩の鑑賞・1 〈いろはno思いこみ鑑賞〉論(1)

作品鑑賞論 -詩の鑑賞- (1)〈いろはno思いこみ鑑賞〉 かつての「永井陽子の短歌」記事の最後に、〈いろはno思いこみ鑑賞〉について書いておきました。(「永井陽子の短歌」は、このページの一番下にリンクあります。) 今回は、この〈いろはno思いこみ…

いろはの散歩路

*いろはの散歩路 +俳句 今日4月20日は、ここ田舎の気温がなんと27.7度です。夏のような暑さです。明日の予想気温は28度です。自然は次から次へと花を変えて変化していきます。前回ブログに書いた桜も桃の花もすでになく、新しい葉が輝きを増しています。 …

桃の花 と 桜 -ときがわ風景-

撮影2023.3.28 ときがわ町根際地区内にて3月28日。ときがわ町根際地区に綺麗な桃の花が咲いていました。その近くには大きな桜の木もあり見事な花を咲かせていました。ふだん着でふだんの心桃の花 細見綾子桃畑ぬけてやさしくなれさうな 長嶺千晶 緋桃咲く…

目ざめとともに枝垂桃の花咲きて -ときがわ風景-

-2023.3.26 撮影-2023.3.26目覚むるや小雨に潤む枝垂桃 いろは めざむるや こさめにうるむ しだれもも朝の目覚めととも庭を見ると、小雨に濡れながら、枝垂桃(しだれもも)の花が咲きはじめているのが見えました。昨日まで蕾が日ごとに膨らんできていたの…

小倉城跡に風立つ(国指定史跡) -ときがわ風景-

先週、小倉城跡を散策しました。ここは、全国的にも他に類を見ない、珍しい石垣のある山城が在った場所だそうです。最大の特徴は、城の随所に見られる石垣や石積みです。郭3にはコの字形に囲む最大約5m、総延長120m石垣があり、郭1の土塁内側には3…

見事な枝垂桜(しだれ桜) -ときがわ風景-

春の散策のため車を走らせていると、大きな枝垂桜(しだれ桜)が目につきました。ここをしばらく散策することに。オオイヌノフグリは野原狭しと咲いているし、畑の桃の花がまた何とあざやかなこと。枝垂桜は、まさしく「まさおなる空よりしだれざくらかな 富…

少年の日の思い出 母逝きて

川崎市戸手町・川崎市 御幸小学校・京濱女子商業学校・三菱銀行 横浜 鶴見支店・母の死古稀を迎える歳になり、最近なぜか亡き母のことをよく思い出します。母を亡くしてから既に50年以上が経過して、完全に過去の歴史となってしまったのにも拘わらず。この…

俳句ライフ 現在&これから -いろはの「それなりに俳句ライフ」・5- 

*東京 千住 2014.9 撮影■ 芭蕉 「奥の細道」は高校生の頃、荻原 井泉水の「奥の細道ノート」(新潮文庫)という本を読んで親しんでいました。原文がその本に載っていたので、味わいながら丁寧に詠んでいました。詠んでいるうちに、書き出しの部分から「日光…

Myアンソロジー・フレージング・吟行 -いろはの「それなりに俳句ライフ」・4- 

*隣町の景色です。のどかな風景が気に入り撮ってきました。 いろはの「それなりに俳句ライフ」・4 Myアンソロジー・フレージング・吟行■ Myアンソロジー古典や詩歌集などから気に入ったフレーズを書き写して、Myアンソロジー(詞華集)を作っています。My…

大野和士 指揮 都響 マーラー 交響曲第2番ハ短調「復活」 コンサート 

*指揮 大野和士 東京都交響楽団 ソプラノ:中村恵理 メゾソプラノ:藤村実穂子 合唱:新国立劇場合唱団 マーラー 交響曲第2番ハ短調「復活」 2023年3月15日 東京文化会館大ホール3年ぶりにコンサートへ出かけました。(コロナ禍のためこの3年間外出を控…

4年ぶりの上野、東京文化会館 -上野風景-

*指揮 大野和士 東京都交響楽団 マーラー 交響曲第2番ハ短調「復活」 東京文化会館 2023年3月15日 3月15日に、4年ぶりに東京・上野へ出かけました。(コロナ禍のため3年間外出を控えて、田舎で静かに生活を送っていたのでした。) コンサートのチケッ…

いざ句会へ -いろはの「それなりに俳句ライフ」・3- 

いろはの「それなりに俳句ライフ」・3 いざ句会へ「はばからず うちいだすなり ごうしちご」の勢いにのって、「五七五の短歌」を引っ提げて、すぐに句会に参加しました。今まで2年程続けてきた短歌の五七五七七の「七七」の部分を削っただけの「短詩」をい…

短歌から俳句へ -いろはの「それなりに俳句ライフ」・2-

いろはの「それなりに俳句ライフ」・2 短歌から俳句へ橘守部の歌論をきっかけにして、わたしは短歌を始めてみたいと思いました。俳句は、季語とかの約束事があって窮屈そうです。また、俳句は地味で、渋いなあ。それによくお年寄りがやっているのを見かけま…

あなたも 私も詩人である! -いろはの「それなりに俳句ライフ」・1-

いろはの「それなりに俳句ライフ」・1 あなたも 私も詩人である!「それなりに俳句ライフ」の初回は、わたしが短歌や俳句を始めるきっかけとなった出来事を振り返ってみます。最初に、短歌を始めるきっかけになったのは、次の言葉でした。橘守部(たちばな …